高校の音楽室より(1)

普通高校で音楽講師業を始めて4年。
今年は、全日制と定時制の2校で、
計4クラスの授業を受け持っている。

イマドキの高校生は・・・
①まず何よりエネルギーが有り余っている!
今日は古谷哲也氏作曲「野菜の気持ち」という
ヴォイス・リズムの曲に取り組んでもらったのだが、
そのビートを刻む音の大きいこと大きいこと!
音楽室の床が抜けるかと思った。

②そして久石譲氏の曲をピアノで弾くのが好き!
音楽を選択するような生徒さんたちなので、
ピアノをやってきたという子も多いのだが、
その子たちが好んで弾くのが久石作品。
なるほど、世の中ではやはり、
このような音楽が好まれているのかと実感。

③そのような彼らだが、現代曲にもそれなりに興味あり!
先日授業の中で私がちょこっと弾いた西村朗氏のピアノ曲。
“普通ではない”その響きに、珍しく教室中が静寂に包まれた。
もちろん、内部奏法に驚愕してしまっただけかもしれないが…。
それでも、「ねぇ、あの音の出し方教えてよ!」と、
普段は愛想の悪い男の子が尋ねてきてくれたのは、嬉しかった。

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