最近、楽理科の同窓生と出会う機会が多い。1学年25名という極小学科。音楽学部にありながら、音楽を弾いたり作ったりするのでなく、調べてまとめて文章にするという特殊な集団。でもその扱う音楽の種類は、クラシック、邦楽、ジャズ、現代音楽、テクノ、民族音楽と幅広い。またその扱い方も、歴史的に調べる人、哲学や美学とくっつけて考える人、教育的観点から研究する人、マネージメント的に分析する人など実に様々。当然、その後の進路も千差万別となる。
最近出合った同窓生も、定時制高校の音楽専任教諭、ピアノ関連社団法人の事務局スタッフ、フリーの音楽プロデューサー、大学教授など諸先輩方から、小学校の音楽専任教諭、大手レコード会社のディレクター、楽理科助手の同級生まで実に幅広い。みな社会の様々な場所で、各々の方法で音楽に携わっている人々だ(みなさん、お世話になっています!)。それでもひとたび話題が大学のこととなると、大いに話が盛り上がる。おかしな教授や教室の話題、雅楽やガムランなど特殊な授業の思い出、キャッスルや大浦の学食メニューの賛否など話は尽きない。そしてそこから、同じ釜の飯を食べた仲間的な信頼感が自然と生まれてくる(私だけ?)。
学生時代は遊びとアルバイトに忙しく、卒業後は楽理らしからぬ道に進んでいる私。なんだか申し訳ないと思いつつも、同窓生というこの貴重な財産を心から誇りに思う日々である。各々の世界で各々の役割を果たしているこの楽理な人々と、ゆるやかにつながっていきながら、私も自分の仕事をしっかりやっていきたい。…というわけで楽理科のHPはこちらです(なぜか宣伝→)東京藝術大学音楽学部楽理科
やっぱバタ丼でしょ(笑)。
返信削除ビンボー学生だった私は大浦派でした。安いジュース販売機も近くにあったし。
大浦食堂がとってもきれいになってしまった今でも、バタ丼ってあるんでしょうか。
キャッスルは学会のレセプションとか服部先生に感謝する会でお世話になりました。
みやわださま、いつもありがとうございます!
返信削除私も、大浦の方が多かったです。きれいになってからも、バタ丼ありましたよ(でも家賃が高くなったからか、少し値上がりしてた気が…)。そして、私はいつもバタ丼かおろしうどんでした。キャッスルでは、中華そばかから揚げ弁当でしたね(リッチな時のみ)。
先日、画家の千住博さんが、バタ丼の話題を雑誌に書いていたのを読みました(わざわざ食べに行ってる写真までありました!)。今考えると、ほんと貧相(良く言うとヘルシー)なメニューですが、あの頃はご馳走だったよなぁ、そして今食べてもきっと美味しいと思うんだろうなぁ、と思います。。。
…というわけで、2学期もどうぞよろしくお願いします!