「泥のように」何かにトライすることが、嫌いではない。例えば、クタクタになった体をひきずって山に登り続けるとか、辛さや眠さと戦いながら練習し続けるとか。もちろん、泥のようにならずにできるのであれば、その方が綺麗だし、要領いいし、良いに決まっている。でもそれだけで終わると何か物足りず、不安になる。
マラソンで優勝した高橋尚子さんも、スピードスケートで世界新を出した加藤条治さんも、フィギアスケートで優勝した浅田真央さんも、きっとみな泥のように苦しいトレーニングを乗り越え、精神的プレッシャーをコントロールし、全精力を集中させて臨んだのだろう。スポーツ選手の快挙は、努力と結果が切実に結びついているように思えて、本気で感動する。
音楽の世界に体育会系のノリが通じるとは思えないが、それでも大学4年間で培ったこのワンゲル魂。努力だけは人一倍、と大いに刺激される。でも…、泥くささがあんまり出ないようにはしたいものだ…。
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