楽理科出身

「楽理科出身」と聞くと、どうも安心する癖がある。先日、通っているJMLの現代ピアノ講座で、ボストン在住の作曲家・小藤隆志さんにお会いした。初対面なのにそんな気がしなかったのは、楽理科ご出身の空気を感じたからか…。この講座の松永加也子先生も楽理科ご出身。レッスンではピアノ演奏法が中心だが、どこか安心感がある。



この安心感は、もちろん自分の古巣ということから来るのだとは思う。でもそれだけでなく「色々な音楽に触れざるをえない科」ということにも関係ある気がする。西洋音楽だけでなく、日本音楽にも民族音楽にも触れたことがある、という…。



連載「ピアノ曲MADE IN JAPAN」で、その楽理科への愛(笑)を綴ってしまった。よろしければ読んでやってください…。          →「エッセイ・和ピアノへの道2:世にはこんなに音楽が…」



2 件のコメント:

  1. あ・・・・、私も感じます。なんだか話しやすいよね。楽理科出身者。なんでだろうか。ものごとを相対的にとらえようと出来る人が多いような気もする。

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  2. すどうえいこ2007年3月10日 10:44

    よかったです、共感していただけて!安心します…。「相対的に」、確かにそうですね。「色々考えるとこうだとは思うけど、でもそれ以外の結論もありよね」みたいな(笑)。自分の古巣やその人々を好きでいれている状況が、嬉しい今日この頃です。

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