コンサート的麻薬効果

長谷川慶岳さん作曲「afterdark」の初演が、無事終わった。会場に足をお運びくださった皆さん、そして陰ながら応援してくださった皆さん、どうもありがとうございました。



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世界観のある作品だったからか、特に本番前数日は違う世界に住んでいた気がする。そのためか、舞台でもある意味確信をもって演奏できた。そんな経験はとても貴重!長谷川さんにもほぼご満足いただけたようで、よかった(いずれ音源をアップさせていただく予定です)。



                                                                 コンサートは、その場限りの儚いもの。でもだからこそ、その時間を確実に生きれてる感がある。コンサート的麻薬効果。ただ舞台上では普段の姿がさらけ出されてしまうため、毎回反省後悔の嵐だが…。



青島先生の司会は面白くて辛口で、いつも笑いと暖かさで会場が満たされる。今回のAvanceといい先日の「アンサンブル室町」といい、開放的で素敵な現代音楽のコンサートに関われて、幸せな秋だ。



2 件のコメント:

  1. 麻薬かぁ。
    陶酔の先にある効果かなぁ。
    昇華。没頭。忘我。
    とにかく、アーティストにはその極みが
    あるから、病みつきになるんだろうなぁ。
    青島先生の語りは、ほんとおもしろいよね。
    きっと、元学生ではなく、
    ピアニストとして先生にはインプットされてるんだろうね!

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  2. すどうえいこ2007年11月29日 19:45

    ふみっこさん、ありがとう。
    ��昇華。没頭。忘我。
    そうだね、きっと極度の集中でそうなるんだろうね。
    そして今さらながらに、船山先生の「音楽美学概論」で何度も(!)学んだ「音楽的時間」を体感している気がするよ。病みつきに、なるね。
    青島先生は、難しいことを楽しく話す天才でいらっしゃるね。私は、劣等学生だった頃の面が割れないようにひっそり過ごしていたので、おかげさまで無事切り抜けられました(笑)。

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