無響室体験

081219_1035大手建設会社の研究所にて、建築音響の研究員をされている大人の生徒さん、矢入さんのご配慮で、無響室を体験させていただきました。あの大作曲家ジョン・ケージが、《4分33秒》を生み出すに至ったという、響きのない空間…。狭くて真っ白な部屋をイメージしていたのですが、意外にモダンでお洒落な実験室でした。



トイ・ピアノを持参して弾かせていただいたところ、音の響きが四方に吸収されて何ともシンプルな音に…。世の中の全ての音が響きを持っているということ、その響きの内側に音そのものが存しているということ、などなど、私なりにすごい発見をすることができました。



その後、矢入さんがご説明くださった心理音響学についてのお話。同じように「音」を扱う職業でも、全く違う方向からそれを考えていらっしゃることに、驚きでした。こういう考え方があるのか、となんだか頭が2倍になったような気に(笑)。私の音楽生活の中でも、とっても貴重な体験となりました。



2 件のコメント:

  1. 無響室・・・・恐ろしいなぁ。
    あああああ、想像するだけでもぞっとするね、
    響ゼロなところで歌うなんて。
    すごい体験したね。
    お元気そうで嬉しいです。
    アメリカ行ってきたんだね!
    ただいまお正月などもろもろで帰国中でーす。

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  2. すどうえいこ2008年12月23日 10:09

    おー、わかめちゃん!ありがとう!お帰りなさい~!よっ、待ってました(笑)。
    「ばらの騎士」、素晴らしいご活躍!なんだかとても誇らしい気持ちになっていましたよ。励みになります。そして今もう一度拝読しようとクリックしたら、あらまぁデザインが!可愛いいです~!
    無響室、そうね、確かに歌うことを考えると…。ピアノだと、「無響室っぽい音」とか、音色アイテムが増えて面白いんだけど、歌ではあり得ないね、きっと(笑)。
    そう、アメリカ行ってきましたよー!ご帰国中に、是非お茶でもしましょー。

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