作曲者とお会いして

4月10日に出るコンサート「21世紀ピアノ音楽の潮流」
私は金沢淑子さんという作曲家の『祈り』を演奏する。
今日その金沢さんと初めてお会いし、演奏を聴いていただいた。

新曲の場合、まず留意することは楽譜を忠実に再現すること。
プラスアルファで、自分なりのイメージを形作りぶつけてみる。
どんな曲の場合でもそうではあるが、新曲となると神経を使う。

今日の収穫は、作曲者から直接話を聞いたことで、
自分なりのイメージが固まってきたこと。
仏教的な儀式の光景が根底にあることを知り、
やっと少し曲が「解って」きた気がする。

あとは、即興的に弾く部分のセンスを磨き、
そして曲を自分のものとすべく暗譜すること。
本番まであと20日ほど・・・作曲者と話せてよかった。




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