日記のように

週に1度、近所のレストランでBGMを弾いている。

曲は、バッハやショパン等クラシックの名曲から、
坂本龍一、西村由紀江等のニューミュージック、
武満徹、吉松隆等現代曲、
そしてジャズやボサノバ、ジブリにディズニーまで…。

BGMなので、心地よく、柔らかく弾くことが鉄則。
天井が高く、よく響く空間の中で、
汚い音を出さぬよう、音を綴っていく。
そんな作業が、気持ちを内側に向かわせ、
そこから出る音が、頭と身体をジワッとほぐす。
まるで日記を書いている時のように…。

完全なる自己陶酔。

でも、その度合いが強い時に限って、
思いがけず拍手をいただいたりする…。
その度に、音楽って、もしかしたらこれでいいのかな、
いや、もしかするとこれがいいのかな、と思ったりする。
日記のように、音を綴ること。
危険だけど、続けてみたい。


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