実は、テクノミュージック好きである。
白状すると、手持ちのCDは現代音楽よりテクノの方が多い。
(そもそも手持ちのCD自体が少ないのだが)。
テクノと言っても、ガンガン踊るための、
ズンドコズンドコ、パラッパラッパラッパラした音楽ではなく、
「チルアウト」とか「アンビエント」とか呼ばれる、
耳を澄まして聴くようなものが好きだ。
レイ・ハラカミは、中でも最も好きなアーティスト。
楽理科時代、テクノを専門に研究している同級生の勧めで、
たまたま聴いたのが最初の出会いだったと思う。
その澄んだキュートな音といい、ポップなノリといい、
驚くような音色や曲の展開といい、もう夢中になってしまった。
そのレイ・ハラカミのアルバム「Lust」が、先日発売された。
発売が誕生日の翌日だったので、自分へのプレゼントとして即購入。
あーこれこれという音。以前より随分複雑化したリズム。
4年ぶりのアルバムに、懐かしいような新しいような気持ちになった。
こんなに色々な音を、色々なノリを、ピアノでも出せたらいいなぁ…、
と、毎回毎回考えながら聴いているわけではないが、
とにかく好きな音楽にまた出会えて幸せな、今日この頃である。
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