招きねこ音楽会

<招きねこ音楽会>に行ってきた。入場料ひと口500円～をホール入り口の“招きネコ”に入れてご入場ください、という楽しげなコンサート。企画したのは、以前からお世話になっているピアニストでアートマネージャーの植田郁子さんだ。

↑いただいたご案内葉書がとても親しみやすい雰囲気だったので、その時点ですごく惹かれていたのだが、残念ながら私用で最後1曲（サン＝サーンス：動物の謝肉祭）しか聴けなかった。でもそれでも行ってよかったなぁと大満足！小じんまりとした素敵なホールは、それまでのプログラムが楽しかったことを感じさせるとてもアットホームな雰囲気。そんな中、谷川俊太郎の朗読を交えながら、ピアノ連弾とフルート、そして装飾打楽器が加わった楽しい演奏が繰り広げられた。拍手に乗ったアンコールは、なんと“ねこふんじゃった”！でもやっぱりプロが弾くと違うんだなぁ、と客席の子供たちの目がまん丸だった。

演奏者が舞台の上で真剣に難しい曲を演奏して去ってゆく、そんなコンサートが多いなか、今日の<招きねこ音楽会>は格別だった。こんなふうに楽しく優雅に、しかもこんなにリーズナブルに休日の午後が過ごせるなら、今日も音楽会に行こうか、という人が増えるのではと思う。こんなコンサートがあちこちでやってたらいいのにな、そして私もこんなコンサートをやっていけたらいいな、と前向きな気持ちになれた午後だった。植田さん、ありがとう！