先日の「春ですね」コンサートで一緒に連弾をした原田愛ちゃんは、作曲家・ピアニスト。同じ作曲家・ピアニストとして大活躍中の野平一郎先生のアシスタントを、長年務めている。
ここ3日間ほど、たまたま私は野平先生の譜めくり(本番で楽譜をめくること)をしているのだが、横で聴いていて改めて思った。「野平先生と愛ちゃんは、似ている…」。ピアノの弾き方、つまりタッチの仕方とか、フレーズの取り方とか、身体の動かし方とかがそっくりなのだ。もちろん2人とも作曲家ということもあり、曲の分析方法や聴き方も、似ている気がする。
アシスタントとして、既に何百回も野平先生の譜めくりをしてきた愛ちゃん。意識している訳ではないそうだが、やっぱり人間、近くにいると似てくるのだろう。そう考えると、私も愛ちゃんや一郎先生、また諸先生方や仲間達と、知らずのうちに似てきているのかもしれないし、私の生徒さんはもしかしたら私に似てきているのかもしれない…。もっと考えると、一緒にいる家族や友人は、みんなお互い似てきているのかもしれない…。う~ん、恐ろしい素晴らしいことだ。
うんうん、それってすごくよくわかる!!
返信削除私もだんだん、先生の弾き方に(姿とか、指先の使い方とか)似てきたって、ちょっと意識するようになったもん。っていうか、自然とそうなってることに気がついたのだけれどね。それってすごくすてきなことのようで、恐ろしいようで、いいことのようで、怖いようで・・・微妙だね(笑)
kazubyさん、コメントありがとう!そうよねー、自然と似てくるのよね。kazubyさんのピアノ、聴きたいなぁ。ドイツでの生活も、kazubyさんの振る舞いとか考え方とかに自然と影響しているのでは?ブログのkazubyさんは、同窓時代と同じく元気で前向きだけどね!
返信削除日本とは違う生活が私の日常のあらゆることに影響を与えてる事は確か。性格は相当強くなったよー(ある部分ではキツくもなったらしいが?!)。妥協する所では思いきり妥協、だけど譲れない所は絶対に譲らん!と。そのためには絶対納得いくまで話し込む、・・・って、まるでドイツ人みたい(笑)。音楽もそうで、自分が理解できるようになるまではとことん先生と議論してるなぁ。それは、日本にいたときの自分にはなかった。私は、テクニックはまだまだこれから鍛えてかなきゃいけないけど、音楽の作り方とか、表現の仕方とか、日本では得られなかった経験は、ここでたくさんさせてもらってます。だけど英ちゃんのように、外に公開するにはまだまだ未熟すぎるから、まぁいずれはねっていう希望だけ残しておこう!(苦笑)
返信削除そう、kazubyさんもドイツ人化してきてましたか!冬にフランス人の家庭にホームステイした時に、妥協するところと譲れないところのメリハリ感が日本人とは随分違うなぁと思いましたが、kazubyさんもそうなっているとは!(フランスとドイツではまた違うか…。)でもヨーロッパ音楽を本当に理解するには、やはり現地の人々の感覚とか考え方とかを身体で知っておく必要、あるよね。いずれ、いや近い将来、聴かせていただける機会を楽しみにしてるよ!
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