フランス仕込み

060919_1841半年前フランスに行ったときに知り合った日本人の父娘さんが、今日本に来ている。娘さんはフランス生まれ、フランス育ち。日本語よりフランス語の方が得意という。



今回の目的は、娘さんのコンクール受験。練習を聴かせてもらったが、やはり日本の人が弾くピアノとは違う。なんというか、流暢なフランス語の感じが。言語と音楽は、やはり直結している。



それにしても、彼女が通っているコンセルヴァトワール(国営音楽教室?)の教育はさすがだ。15歳にして、近現代曲を含む30分以上のプログラムをいくつもこなしてきたとか、様々な編成のアンサンブルの試験があるとか…。今さらながらに、私も猛烈に勉強したくなる。



彼女の音楽が、どう聴こえ、どう評価されるのか。楽しみだ。



2 件のコメント:

  1. この父娘さんはどちらにお住まいなのですか?
    パリでないのだとすると、パリのコンセルヴァトワール以外のところで行われている教育が、どれくらいパリとリンクしているものなのか、調べてみたくなりました。

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  2. すどうえいこ2006年9月24日 17:35

    ��雪紫さま
    このご家族は、パリから北へ電車で1時間のオルレアンにお住まいです。お父さんいわく「パリとリヨンは別格」とのことで、地方のコンセルヴァトワールで最上級過程を修了した人のみに、それらの受験資格が与えられるそう。その修了試験の時には、パリやリヨンからも先生が来て審査するそうです。地方のコンセルヴァトワールは、市町村が運営している音楽教室よりはレベルが高いそうですが、それでも生徒さんのレベルはピンキリだそう。日本の感覚だと、国営音楽教室がある、というのだけでもびっくりだけどね。

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