マーガレット・レン・タン。シンガポール出身ニューヨーク在住のピアニストだ。と言っても、普通のピアニストではない。指でなく肘で弾く、キーでなく弦を弾くなど、尋常でない作品の専門家。最近では、おもちゃのピアノ(トイピアノ)演奏にも真剣に取り組んでいる。私は以前からマーガレットの大ファン。その彼女が、自身のドキュメンタリー映画「アート・オブ・トイピアノ」関連のイベントで来日した。これはチャンス、と毎日追っかけを(サインもいただきました↑笑)!
ジュリアード音楽院でクラシックの博士号を取りながら、ケージなど前衛作曲家との出会いからコンテンポラリーの世界に入ったマーガレット。その斬新な活動にばかり目がいってたが、今回トイピアノの生演奏やトークショーを聞く中で、背後の確かな信念と演奏技術を実感した。一番印象に残ったのは、ケージについての一言。「彼は西洋の偉大な芸術の伝統から、私を自由にしてくれた」。
アジア人ピアニストとして実にかっこいいその生き方!おかっぱ頭だけでなく全ての面でこれからも追っかけていきたいと、改めて思った。
英ちゃん、お久しぶり。
返信削除子供の一言シリーズもついに30を超えたね!いつも楽しみ。少し前の記事の、無事に演奏を終えて「脱出って感じ」って正に言い得て妙だね。
あさってコンサートなんだけど、まだ暗譜の危ないのがちらほら・・・、深い理解なしには歌詞を覚えられなくなっているこの頃。学生の頃みたいに、自然に覚えてしまうまで繰り返し練習って、なかなか出来ないしね(時間もなければ体力も間に合わず)。
私も無事脱出できるようにがんばります。
元気でね!!
>わかめちゃん
返信削除ローマ日本文化会館でのコンサート、いよいよだね。どこでもドアで是非伺いたいんだけどな…。園田氏にもどうぞよろしくお伝えください!ご無事の脱出、願ってるよ(笑)
そうそう、時間も体力も、最近間に合わないわよね~。仕事ってこういうことだったんだ!と思う反面、それをこなせる力をもっとつけなくちゃ、と今さらながらにもがいてます。
「脱出成功」の彼に、世界のわかめちゃんが共感してくれたよ、と伝えておくね。きっと喜ぶなぁ。「一言シリーズ」は目指せ100。これからも彼ら彼女らに期待しつつ…。またね!